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2005年8月 9日 (火)

純ブライド

僕は吉田聡が好きだ。

声を大にしていおう。

吉田聡が好きだ!

彼の漫画を汗臭い、青春しすぎ、いまどきこんなツッパリいない、とかいろいろ言う人はいるでしょう。

でも、本当に好き。その汗臭くて、青春しすぎなところがいいのですよ。

「湘南爆走族」、「鬼のヒデトラ」、「ちょっとヨロシク」、「バードマンラリー」、「荒らくれNIGHT」、「DADA!」、素晴らしい作品がたくさんありますが、僕はその中でも地味な部類に属する「スローニン」、「純ブライド」が大好き。

「スローニン」については今日はいいでしょう。

「純ブライド」、これは、10代の同棲カップルの生活をつづった地味な漫画だ。

それが、非常に生々しくていい。

おそばをおかわりしたから帰りのバス代がないとか、街頭インタビューに対して、「(そんな世界の平和を考える以前に)冷蔵庫がほしいとか、病院代がほしいとか、今はそういう問題でたくさんなんです!」と答えるシーンとか。
すごいほんとっぽくていい。

いわゆるラブラブだとか、浮気がどうこうとか、三角関係とかのラブコメではなく、二人が一つの部屋で生きていくという本質にせまった非常に現実的な漫画だと僕は思っている。

数々のシーンで鳥肌がたった。

その中でも、今日は以下のシーンを紹介してみよう。そんな気分なのです。
そんなに新しいことは言っていないけど、1シーンとして、会話がとてもいい。

主人公、茶縞くんの家に、旧友安川くんとその彼女が遊びに来た。
とても久しぶりで、お互いの彼女を紹介しあう。

そのあと、二人になった後の安川くんと茶縞くんの会話

安川「・・・・・いいだろ、あいつ!?」「・・・・・結婚してえんだ。」

茶縞「それ彼女にいったのか!?」

 

安川「いいや・・・・・なあ、茶縞よ。」「なんだかよ、オレはこの頃息がきれる思いなんだよ。」

安川「たとえば オレはあいつのことが好きでしょうがねぇ時期が4ヶ月あった。」「バイト先の片思いだったんだ。」

茶縞「やったな!」「モノにしたんじゃんか。」

こぶしを握り締める安川。

安川「ところがだ・・・・その夢にみたはずのことが現実になってみると・・・・」「・・・・・ただ今になっているだけなんだ。」

橋の下には川が流れ、魚が泳いでいる。

安川に顔を近づけて、

茶縞「逃がした魚は大きくて、釣った魚はもう食わねえってやつか!?」

茶縞「なにをおめえはのうがきタレてんだよ!好きだから付き合ったんだろ!」「今の自分の態度をはっきりっせいよ!」

安川「なあ、わかるか!? 好きでしょうがねえだけじゃ、なにも進まねえんだよ。」「好きだ、好きよでいられりゃあウツにはなんねえよ。」

茶縞「なにをビビってんだよ!」

茶縞「おめえの問題なのに人ごとみてえに話してんじゃねえよ!」

安川「好きだから付き合いてえ、付き合ったら抱きてえ・・・・・抱いたら・・・・・」「後、二人に残っているイベントってなんだ!?」

安川「結婚したら好きでしょっちゅういじりまわしてる車も月2回ぐれえに減らさなきゃなんねえ・・・・・」「レンタルビデオを借りるのも、あいつと一緒に決めなきゃなんねえ・・・・・」

安川「あいつとずっといっしょにいてえから結婚してえんだ!」「だけど、またその夢みてえのがただの今になるだけだったらよ・・・・・」

安川「こわいのはよ・・・・・・」

安川「ひょっとしたら・・・・」「ずうっとこうなんじゃないかって・・・・・・・」

黙って見つめる茶縞。

安川「テレビも雑誌もラジオも・・・・・なにも本当のことはしゃべらねえ・・・・・・」「なんだかよ・・・・生きてて一番楽しいことは付き合うまでみてえなことばかりいってる・・・・・」

安川「なんで、みんな付き合うまでのことしか語り合わねえんだろう!」「なあ茶縞よ!付き合った後の平凡な生活に素敵なドラマってねえのか!?」

茶縞「人は他人の幸せにはあまり興味がわかねえんだろ・・・・・」

安川「恋愛したら彼氏になる、彼氏になったら・・・・彼女を大切にすることで、汗だらけになる。」「彼女のことを思っているウチに結婚する。」「結婚したら夫になる。」

安川「夫になったら生活を守るために、また手に豆を作って・・・・・」「そして生まれた子供につける名前を決めて・・・・・」「そしてその名前の人間達のために、また・・・・・」

安川「夢をかなえていくってなんだろう!?」「・・・・あたらしい悩みがどんどん増えるばかりじゃねえのか!?」

茶縞「足踏みしててもクツは減るぜ。」

茶縞「そこで、彼女を幸せにできねえなんていうなよ。」

茶縞「それはできねえよ。」

 

茶縞「オレもそうだ!」「幸せになるのはあいつ自身だからよ。」

茶縞「安川!オレもお前もオリジナルでいこうや!!」

茶縞「オレたちもそうだ。」「彼女でハッピーになるんじゃなくて、てめえでそうしむけるんだ。」

茶縞「ああせにゃ こうせにゃいうのは、もうやめにしようぜ。」「・・・・もうやめにしようぜ。」

 

はい、つづきは本編で。。

どうですか?素敵じゃないですか??

大体、僕も昔から「幸せにする」とかいう言葉、意味わかんなかったですが、まさにそれ言ってますね。人を幸せにするとかそんなおこがましいこと、ってありえないっすよ。しいて言うなら、その人が幸せと感じた瞬間に自分が関係していたらうれしいなぁ、くらいですかね。。

著作権にひっかかりそうなくらい、引用しました。小学館の皆様、みてたら(みてないw)、問題あったら指摘してください。

でも、宣伝にもなってるのかな。。

このほかにも素敵なシーン満載なので、是非吉田聡「純ブライド」を買ってね。他の吉田聡作品も。「スローニン」とか。。ここで見れます、作品群。

 

今日は髪を切ったあと、21時30分頃行徳に帰り、同じ社宅に住む会社同期MEGUMI氏と飲み。。社宅から徒歩5分、輪島

僕が幕張にいたころは、メッセンジャーで、いろいろ話していたのだけど、最近は僕が出張に行っているので、その間にたまった話をお互いに話した。まあ、僕はここ3日くらいの間にたまった話を聞いてもらった。。w

ふうー。すっきりしたー。

同期っていいものですねぇ。(どうもありがとう!)

明日は久しぶりに幕張だー。

みんな元気かなー。

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コメント

 湘爆がすきでした。
 で、ある時この漫画を読んで、ええ話やなーと思いました。
 友人に読ましたら、「暗っ」
 で、今日たまたま立ち寄った古書店でこの漫画を見つけて立ち読み、やっぱええわー純ブライド。
 で、帰ってきてたまたまここを見つけて、やっぱわかる人にはわかるんやわ、と思ったのでコメント残させていただきます。
 ちなみに人生初コメントです。

投稿: がんじー | 2009年7月29日 (水) 12時35分

コメントありがとうございます!!
久しぶりに4年前の日記を読むとテンションが違ってて、ちょっと恥ずかしいですね。(笑)

純ブライドはやっぱり素晴らしいですよね。
まわりに知ってる人があまりいなくて、僕も一部の人にだけ響く、あまり一般的にはうけない漫画なのかと思っていたのですが、2006年に映画化されましたね。
やっぱりこれいいと思う人結構いたんだなって嬉しく思うと同時にちょっとさみしかったりしました。(笑)

スローニンは好きですか?度々読み返すのですがやっぱりスローニンも素晴らしいです。一つ一つのエピソードもさることながら、二人の主人公が自分の道を迷い探している中で出会い、一緒にもがきながら、出口を見つけていく姿が素晴らしすぎました。ラストも最高です。
昔書いた感想です。↓
http://hinata.la.coocan.jp/pukiwiki/?%A5%EC%A5%D3%A5%E5%A1%BC%2F%A5%B9%A5%ED%A1%BC%A5%CB%A5%F3

僕実は純ブライドはラストはあまり好きじゃないんです。茶縞さんの歌はヒットして欲しくなかったです。(笑)
あれだけずーーーーっとリアルに地道なことやってたのだから、最後も地味なのがよかったです。(笑)

投稿: 日向充 | 2009年8月 1日 (土) 04時36分

純ブライド
良いですね~
とっても好きです

「足踏みしてても靴底は減っていく」
座右の銘であります

今はもうあの3巻は手元に無いのですが・・・

アップして頂いた台詞(?)で
胸があつくなりました

有難う御座います

投稿: | 2011年7月19日 (火) 00時51分

はじめまして、ブログ読ませていただきました。

高校の時に湘爆に出会い、吉田聡さんのファンになりました。次にちょっとヨロシクを読み、その後、純ブライドに出会いました。
吉田聡さんの漫画の好きなところは、湘爆でもそうですが、シリアスというか、まじめなストーリーの部分です。
全体を雨で統一しているところや、描写の素晴らしさ、など大好きです。

ところで、矢沢栄吉さんの成りあがりは読んだことありますか?

その中に、矢沢さんがまだ、売れない貧乏な時代に、奥さんのスミ子さんに給料一万円をお札でわたしたかったけど、帰りのバス賃で9,970円しか渡せず・・・というエピソードがありますが、吉田さんは、矢沢さんのファンでもあると聞きました、なにか純ブライドの雰囲気とよくにていて、何か影響を受けているんでしょうね。

純ブライドは、これからも何度も読み返すと思います。
スローニンは読んだことがないので、読んでみようと思います。

投稿: まさやん | 2013年6月 1日 (土) 01時21分

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最近、ことあるごとにお酒が飲みたくなります。 いかんよね〜24歳になろうという乙女が。。。 昨日も寝坊のせいで史上最強に落ち込み、その他のことでもちょっと落ち込み気味で、飲みたいな〜って思ってたんです。 そんなときにちょうど同じ社宅&職場のひなひな先生と飲もうという話に。 仕事だけでなくプライベートについてもよく話す友達だけに、ほんといろいろ話せてお酒もおいしくて楽しかった〜 今日も一日一生懸命仕事してきて、今も 飲みたい・�... [続きを読む]

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